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温度ロガーの再校正の推奨
いつが温度ロガーの再校正のタイミングなのか?
これは温度ロガーを抱える全ての方の最大の関心ごとであり、また温度ロガーの製品の管理における責任となります。
当社では、もちろんこれは強制ではありませんが、年に一度、所有する全ての温度ロガーを再校正することが、適正な行動と考えます。つまり、12カ月毎に再校正することがスタンダードなタイミングということです。
この自主的な再校正のタイミングは、特に医療関係のモニタリングや傷みやすい高価な製品の保存管理などに有効と考えます。
温度ロガーの校正の一般的な意味合いは、予期せぬ温度ロガーの取扱事故、例えば、殆どの出来事は温度ロガーを入れた輸送中のようにあなたの手を離れた場所で直面する、というような場合に備えて行うということです。
一つの例として、もし、温度ロガーが床に落ちしまったら、この衝撃は温度センサーの故障の原因となるかもしれません。また、温度センサーが温度ロガーの温度精度を揺るがす衝撃に至ってしまうことともなりかねません。この出来事は、オリジナルの校正証明書の結果を覆す事態にもなってしまいます。
このような理由から、年に一度の精度チェックのための再校正を推奨いたします。 また、予防のために、何かの出来事により、校正証明書の結果から乖離したデータを計測している疑いのある場合、ICEポイントチェックを実施することを推奨致します。実施に関しては、『ICEを使った簡易校正確認PDF』をご参照ください。